第26回

8月になると、岐阜市内にある名画座で戦争映画が上映される。

今年は、三船敏郎主演の「連合艦隊司令長官 山本五十六」と

鶴田浩二主演の「あゝ決戦航空隊」で、どちらも大物俳優が主演の

映画。

今回は、鶴田浩二主演の「あゝ決戦航空隊」を鑑賞する。

 

「特攻隊の父」と呼ばれた、海軍将校:大西瀧治郎の物語。

内容は、記録フイルムと、当時の技術を屈指した特撮を交えた

ドラマ仕立て。あたりまえだが、CGは皆無で、零式艦上戦闘機などは

実物模型か、アメリカのレシプロ機を改造したものを使って撮影。

現在とはまた別の苦労をうかがうことが出来ます。

 

東映が製作しただけあって配役が、ほぼ「仁義なき戦い」と同じ点に

注目したい。

鶴田浩二、池部良、大木実は「昭和残侠伝」に出演。東映の任侠映画だが、

それに対して、菅原文太、梅宮辰夫、渡部恒彦、山城新伍、金子信夫

北大路欣也、小林旭などは、実録シリーズ「仁義なき戦い」のキャスティング。

 

「仁義なき戦い」同様に、菅原文太と小林旭は、戦死せずに生き残る方々を演じる。

金子信夫も、調子がよく世渡り上手の上官を演じ、

まるで戦争版の「仁義なき戦い」を見るようでした。

安藤昇は、そのままのヤ〇ザ役でした。

(敬称省略で、ご了承ください)

 

さて、興行を行った岐阜市の「ロイヤル劇場」さんですが、

お客様も「昭和」で、前の椅子に足をかけて座る方、上映中に携帯電話で

お話する方、ビニールをかさかさ鳴らす方。極めつけは、ファン付き作業着

を身に着けてファンを回し、ずっと「ブーン」を音を鳴らす方など、

とても自由な雰囲気を味わえました。

令和の方々は、非常に行儀がいいですね、、私は緊張してしまいます。

この雰囲気を味わえて、10時から13時20分の鑑賞、入場料金600円は安かった。

機会があれば、感想をブログに書きたい。